完璧ではなく、完成を目指す
昔物語を書いていた時期がありました。
きっかけは今でもよく覚えています。
小学生の時授業で教科書の中の写真から1枚選び、それを元に物語を書くという課題がありました。
私はその中から少年と猫が船に乗っている写真を選択し、悪の組織に拐われた少年を3匹の猫が救いに行く話を創りました。
元々本が好きで、当時は「かいぞくポケット」シリーズや「わかったさん」のおかしシリーズなどの冒険ファンタジーをよく読んでいたため、その影響が大きかったのでしょう。
その後も自分で物語を書いては友達に見せて感想を聞いていました。
1度その友達に
「色んな小説の応用みたい」
と言われてしまった時は少しショックを受けましたが、それ以上に自分の想像した世界を文字で表現するという行為そのものが楽しくて仕方なかったです。
今読むと矛盾点が多く、表現もおかしくて黒歴史、駄作と言わざる得ないような出来ですが、それでも楽しんで書いていることが伝わってきました。
それがアプリを使って小説を投稿し始めた頃から、書くことを楽しいと感じなくなってきました。
その頃の私はどうしたら読んでもらえるか、どうしたら面白いと思って貰えるのかばかり考えてしまい、書きたい気持ちはあるのに手が動かず先の見えない暗闇の道を歩いているような状況でした。
今なら分かるのですが、この時の私は完璧を求めすぎてしまい、自分があくまでも趣味で書いていることを忘れていました。
作家やマンガ家を目指すのであればそういったことも考えていかなければならないのでしょうが、この世に完璧なものは存在しません。
完璧を目指し過ぎると自分が本当に書きたいこと、伝えたいことも分からなくなってしまいます。
100人中100人が同じ意見を持っているわけではありません。
面白いと言ってくださる人もいれば、つまらないという人もいます。
完璧を目指すのではなく、まず始めた物語を完成させる。
そこからさらに工夫を加えることで、物語はより良くなっていくのだと思います。
アニオタはじめてのブログ
はじめまして、思い出のサブカルチャーと申します。長いので
サブメモ
とでも覚えていただけると嬉しいです。
このブログでは名前の通りアニメ、漫画、ゲームを中心に、小説や映画などの趣味について書いていきたいと思っています。
では、ご挨拶もそこそこにして、せっかくですので、今回は私をこの二次元の沼にたたき落とした作品の話をしますね。
厨二病、「BLEACH」にハマる
私がはじめて心の底から熱中したのは「BLEACH」でした。
※「BLEACH」とは高校生の主人公が、ある出来事から死神の力を貰い、死神代行として大切なものを守るため敵と戦うお話です。
詳細はこちらをご覧下さい⬇
Shone Jump『BLEACH』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイトhttps://www.shonenjump.com/j/rensai/bleach.html
中学生だった頃テレビを見ていると、年代別ジャンプ漫画ランキングをどこかの番組でしていて、その中に「BLEACH」がありました。
その頃から小説や漫画自体は好きだったので、何となく気になって図書館で借りて読むことにしたのですが、1巻を読んだだけで私は完全に「BLEACH」の虜になりました。
最初は漫画を図書館で借りて読み進めるだけだったんです。
でも、だんだん物足りなくなってしまいDVDを借りて視聴したり、ファンブックを買うまでになっていき、とうとうファンブックに掲載されているイラストをカラーコピーして部屋に飾るまでに。
それとこれは「BLEACH」ファンあるあるだと思うのですが
鬼道の詠唱や斬魄刀の解号を頑張って覚えようとしてました(笑)
残念ながら物覚えが悪いので詠唱は1個しか覚えられなかったです(しかも現在はうろ覚え)。
「BLEACH」に心を奪われてから日常生活にもその影響はで始めます。
例えば学校の英語の授業「BLEACH」に関わる英文を書いてみたり(先生は"ブラッチ"と読んでました)、休憩時間に同じ沼に落ちた友達と語り合ったりしてとても楽しかったことを覚えています。
当時は私の人生の隣に「BLEACH」ありという状態でしたね。
また、「BLEACH」以上に面白い作品はないとまで思っていました。
その考えが間違いであることを知るのはもう少し先のお話なのですが、それはまたの機会にします。
ちなみに「BLEACH」に推しはいませんでした。
それどころか、その言葉の意味すら知らない程無知な人間です。
強いて言えば、アニオリに登場した「風死」のビジュアルが好みだったので、1番好きでした。
「斬魄刀異聞篇」の風死と赤ちゃんの話は、今でも印象に残っていてお気に入りの話です。
風死の新米パパぶりと赤ちゃんが可愛いく少し切ない話なので、見たことがある人もない人もぜひ視聴していただきたいです。
以上が現在まで続くオタク街道への始まりの話でした。